先日、ふと本屋に立ち寄った所、
この本が目に飛び込んできました。
「奇跡を蒔くひと」
この本、
医療者マメネジメントの多くが
ちりばめられていて、
かなり面白かったです。
しかも実話なんですよこれ。
凄いの一言です。
こんな人におすすめ
・改革したいと思っている人
・まだ大きな改革を
行ったことが無い人
・いつか大きな組織を
動かしてみたいと思っている人
・人財マネジメントには
何が必要か知りたい人
あらすじ
ひょんなことから
年間赤字4億円の市民病院の
院長を任せられることになった、
34歳の若手医師隆太。
ひょんなことからと言っても、
院長になる前から、
政治家に喧嘩を売ったりと
四苦八苦あり、
最初から見どころ満載。
他の大学病院の副院長をしている父も、
「今すぐその病院から逃げろ。
義理と人情で院長をしたやつを
何人も見てきたが全員ダメになった。
そして
病院をつぶしたできない医者という
レッテルは一生とれなくなる。
だから逃げろ!」と。
ただ、そんな父の事を若い時から嫌いで、
学生時代はぐれてヤンチャしていた、
隆太は聞く耳もたず。
初めは病院スタッフと戦い、
徐々に徐々に味方が増え、
その後は市長、政治家、
厚生労働省と戦い、
そしてダマし、
地域住民の為に市民病院を
何としても存続させるために、
奮闘するストーリーです。
僕のおすすめなポイント
僕がこの本をお勧めする理由を
5点上げます。
①何かを変えようとすると
どんなに正しい事でも
必ず反発者がでます。
そしてその反発者に負けない
熱いハートを持っていないと、
改革は失敗します。
常に背中を見せ続ける
自己犠牲の精神と
患者の為にやるんだという理想論。
そこに徐々に人が動かされていきます。
→それがこの本には書かれています。
②病院スタッフを全員集めて、
今後の考え方、動き方を説明したやりかた。
最初にしっかりと自分の考えを伝えるのは
とても大事。きっと同じ思いのスタッフも
いるはずなんです。
僕も赴任した時はここからスタートします。
→その大事さがこの本には書かれています。
③実績を数字で魅せる事で、
改革がうまくいっている事を
みんなに見せる。
やったことが身になっていけば、
それがやりがいにかわっていきます。
→それがこの本でわかります。
④市長や厚生労働省までも時にはダマして、
脅して、住民の為の病院を
守ろうとするところ。
→ここが一番大変で凄い!!
普通ならあきらめてしまう所!!
⑤どんどん味方が増えていき、
最初喧嘩していた人たちが
とても頼りのある存在として加わる所。
→ドラゴンボールのようです笑
まとめ
こんな感じで、表紙買いしたにしては、
とても面白く読むことができて、
僕の中では
最近では一番のヒットです。
ぜひ1度読んでみてください。↓↓
絶対おすすめ!!
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