集中率を劇的に下げる方法6選!コンサルが教えてくれない内容までお伝え

経営数値・お金マネジメント

今後、集中率が高い薬局は

確実に淘汰されていくのは、
目に見えてきています。


患者の為の薬局ビジョンでは、

2035年までには、
全ての薬局の立地を地域へ


と、なっています。


という事は、
病院の横という立地じゃ
やっていけなくするって事。

それはつまり、
集中率の高い薬局は、
今後更に点数が下がる改定がある。

という事。


そう、今のうちから、
広域処方を獲得して、
集中率を下げていかないと、

あと10年でヤバい事に
なるという事です。



でもね、集中率を1%下げるだけでも、
結構大変なんですよね。

広域の処方箋を持ってきてもらう
必要がありますが、



そう簡単にはいきません。

では何をすれば効果的なのか。


今回は、劇的な解決策から
地道な解決策まで、

今後、全ての薬局が取り組まないと
いけない内容にしていますので、

ぜひ最後まで読んで、
10年後も生き残れる薬局に
あなたが導いてください。




特別養護老人ホームの処方箋を受ける

この方法は、麻薬のように
劇的に集中率を下げる事ができます。

短期間で成果が欲しい薬局は、
特別養護老人ホーム(特養)の
処方箋を受け付けるといいでしょう。



特養は、医師の配置基準がある為、
居宅療養管理指導が算定できず、

その代わりに、
服薬管理指導料3を算定する施設です。
因みに点数は普通の歴加算と同じです。




更に、2024年度の改定で、
施設連携加算が新設され、

サービスで行っていた
薬剤BOXなどへのセットに
月1回に限り50点算定が
できるようになりました。



ただ、既に、他の薬局が
間違いなく入っていますので、

そこを奪う必要があります。

営業に行ったところで、
いきなり任せてはもらえないので、
介護職の方と繋がり、

特養をやりたいと、
伝えておくと良いでしょう。


ただ、お伝えしておくと、
施設丸ごと任せてもらうのは、

それはもう大変です。


やるなら覚悟がを持って
やる事をお勧めします。



ここからは、コツコツやっていく
内容です。

目の前の患者の話を親身に聞く

は!?
なんて当たり前の事を、、

と思っているでしょうね、、

ただね、これが全ての土台なんです。
これができずに色々な対策をしても

穴の開いたバケツに水を注ぐだけです。

穴あきバケツ



全てはここから始まります。




どうしても僕らは、
集中率を下げる裏技はないのか?

どうすれば広域処方が
劇的に増える?

と、考えがちですが、
全ては目の前の患者を大切にする
ことからです。


しかし私たちは常に、
待ち時間と戦っていて、

早く薬をお渡ししないと!
と常に、急いでしまいます。


その為患者も、薬局は、
コンビニのように
薬をすぐにもらえる所。

だから早くもらえる薬局が一番。
と、思ってしまいます。


しかし、本当は違うはずです。
薬学的管理をする為には、
患者と向き合わないとできませんし、

患者と向き合わないと
広域処方を持ってきてくれません。




広域処方箋を持ってきてもらうには、


スピードよりも
しっかりと患者様の生活と向き合い、




「この人に任せたい」


と思ってもらえるように
しないといけません。


・待ち時間を気にせず、
 患者様の話を聞いていますか?

・フォローアップの電話はしていますか?

・友達の様な関係性になれていますか?

9疾患から始める簡単フォローアップ術 連携ツールの強化書 京都府病院薬剤師会/監修 四方敬介/編集 友金幹視/編集 深津祥央/編集 三浦誠/編集







声掛けをする

門前クリニックの薬をもらいに来た方の、
お薬手帳を見て、
「ウチでもお薬お渡しできますよ」

まずは、この一言で、
広域処方箋を持ってきてもらう
きっかけを作りましょう。



そして、ココでOKをもらうためには、
患者の話を親身に聞くことが
非常に大事になってきます。

断られ続けるなら、
信頼されていないのだと思います。

手にNoの文字





チラシ配りをする

これも、アイデアとしては
すぐに思い浮かびますが、

やり方によっては、
非常に非効率になります。



大体、チラシの効果は

0.01%から0.3%位と言われています。



という事は、

くろお
くろお

1000枚配って、3人くれば大成功!ってむちゃくちゃ非効率じゃない!?

そう、チラシ配りはとても非効率なんです。
でも集客のために他に手段は無い、、、

疲れた二人



ここで、非効率だからやめよう!!というのは、
僕は違うと思います。

まずは何でもやってみて
自分で経験することが大事です。



効率的に行う方法は、↓↓

チラシ配りを効率的に行うには?
患者様を増やすために、行うチラシ配り。誰でもできる方法ですが、効率的に行わないと、おそらく効果はゼロで終わります。 効果ゼロで終わらない為に、最後まで読んでください。必ず、手助けになると思います。2分あれば読めます。 実例でよくわかる!人が...




営業をかける

待っていても処方箋は来ません。

「うちの薬局に
処方箋を持ってきてください。」



これをアピールしないと、
誰も気が付いてくれません。

ではどこに行くのか。

詳しくは↓↓



健康相談会を定期的に実施する

薬局って一般の方にとっては、
処方箋というチケットが無いと

入ってはいけない空気感があります。

その空気感を無くすためにも

気軽に入れる場所、
健康相談ができる場所
信頼できる薬剤師がいる薬局

という事を知ってもらうために
集客のイベントを開催します。

「健康相談会」では、
なかなか来ませんので、

体組成計での測定会
骨密度測定
血糖値測定
子供薬剤師体験など

一般の方が興味の湧くような
内容のイベントを開催します。


そして、できれば
半年に1回など定期的に
やると更に効果的です。

徐々に認知度が上がって、
来場者が増えてきますので。




まとめ

薬局の中にいても処方箋は増えません。

大前提として、
目の前の患者さんを大事にする。



そして外に向かって
「ウチの薬局に処方箋を持ってきて!」


と、アピールしないといけません。


更に、
それを効果が出るまで続ける事。


それだけ覚悟して行えば、
徐々に増えていくはずです。



やるかやらないかは、あなた次第。


くろおでした。

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