「部下のやる気を2倍にする法」
という本を読んで、
実際に実になった内容を説明しています。
今回は、
1【希望の法則】
2【充実の法則】
3【関係の法則】のうちの
3【関係の法則】について説明します。
スタッフのモチベーションを上げる為には
人間関係を形成する為の3つの原理が
重要になってきます。
最後まで読むことで
僕が20年間かけて実体験した成功法を
3分で手に入れる事ができます。
少しでも皆さんの役に立てれば嬉しいです。
1.安心できる職場を作る事
人間が人間関係に何を求めているか、
それは間違いなく第一は「安心感」です。
これは多くの著名な方々がいっています。
私が見本としているディズニーランドでも、
一番重要なのは、
Safetyです。
職場において重要なのは、
安心安全な職場 です。
それが無いと、意見もできない、
挑戦もできないのです。
では、その為に何をすべきか、
3つ紹介します。
①意思決定の基準・人を明確にする
誰が意思決定者で、かつ迷った場合に
どういう判断基準で判断すればいいのかを
明確に示してあげましょう。
人は、出る杭にならないように
目立った事は避ける傾向があります。
その為、意思決定者を明確にしていないと
分かっていても悩んだり、
意見の強い人の判断に流れたりして、
不安・不満が溜まっていきます。
そうならない為にも、
意思決定者を決めます。
そして、意思決定者がいなくても
みんなが自分で考え判断できるように、
判断基準を作ってあげます。
例えば、
「常に患者様目線で判断すること」
という感じです。
そうすることで、皆が自分で考え
行動することができるので、
安心して行動をとる事ができます。
②無駄な不安を解消させる
スタッフは、何かと不安を抱えながら
仕事をしている場合があります。
例えば、
悪口を言われているかも、、
評価を下げられるかも、、
異動になるかも、、
ミスしてしまったら、、
そんな事、と思うかもしれませんが、
事実です。
こういう不安をできるだけ、
解消してあげる為に
意識して行動します。
具体的には、
・会社を悪く言わない
・陰口悪口は絶対NG
・面白半分で「評価」
という言葉を口にしない
・異動=ポジティブな事だと常に言う
・失敗を咎めない
・敢えて弱みも見せる 等
常に意識して行動し、
この人なら信頼できるし大丈夫だと、
思わせる事で、余計な不安なく
仕事ができ、効率も上がっていきます。
スタッフに関心を持つ事
暴力をふるう父親と、
無関心に無視を続ける母親。
子供はどちらについていくと
思いますか?
答えは、暴力をふるう父親です。
それだけ人間は、
無視されたくない、
関心を持たれたいと
思っているんです。
だから、スタッフに
「関心を持っているよ」
と伝える事が大切です。
具体的には、
・名前を呼んで目を見て挨拶をする
・ちょっとした行動を見つけて褒める
・評価しているよと思わせる
・顔色が芳しくないなら「心配だ」と声掛けする
・人として関心を寄せる
・誕生日を祝う 等
人は、安心感を得られたら次は、
「存在を認められ褒められたい」という、
欲が生まれ、
これが満たされると、
やる気が増幅されていきます。
一体感を作る事
店舗というチームの中で、
一体感を持って業務に取り組めたら
更にモチベーションは上がります。
特に日本人はグループ意識が強いので
ココをうまく利用します。
ではどうすれば一体感がでるのか。
①敵(目標)を作る
●●店には勝つぞ!と言う様に、
目標店舗を作る事で、
チームの団結力を作ります。
②存在を認め仲間意識を高める
どんなスタッフも強みを持っています。
そこを見つけて認めてあげることで
あなたが必要だよ、
同じチームの仲間だよ
という事を認識させ、
仲間意識を高める事ができ、
より一層力を発揮してくれるようになります。
③スタッフをきちんと褒める
今までも、何度もあげていますが、
きちんと褒める事で
一体感も感じさせる事ができます。
褒める時は、
具体的に褒める事。
そして、
きちんとみんなを褒める事
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まとめ
「部下のやる気を2倍にする法」について
3部にわたって書いてきましたが、
為になる事はあったでしょうか?
1【希望の法則】
2【充実の法則】
3【関係の法則】
私自身、書きながら、何度も同じ事が
繰り返されている事を再認識しました。
部下を承認する事、褒める事。
全てはそこから始まるんだと思います。
スタッフ皆が生き生きと
働ける職場を作る事は
そんなに簡単な事では有りませんが、
実行することで、
確実に前には進みます。
そして大事なのは
継続すること。
スタッフは、あなたの覚悟を見ています。
やるかやらないかはあなた次第
くろおでした。
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