ミス(過誤)削減の秘訣:効果的な戦略と実証済みの手法

人財マネジメント

ミスが多いスタッフは
どこの職場でもいますよね。

そういう私もその一人。



みんなに迷惑をかけました、、

管理者としては、
こういう人のミスを
減らしていかないといけませんが、



気を付けましょう!
注意しましょう!じゃ、

同じことの繰り返しです。


そこで、今回は、

効果のあった、
ミスを減らす方法をご紹介します。



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割れた皿

チェックを増やすのは逆効果

良くやりがちな間違いとして、

「チェック回数を増やす」

というのがありますが、コレ
効果ありません。


なぜかというと、

前の人が確認しているはず、
後の人が確認してくれるはず、



という思考になってしまうからです。



私の経験では、
1人監査の店舗よりも、

2人監査の店舗の方が

ミスが多い傾向にあります。



更に、
チェック回数を増やすと、

それだけ時間を使いますので、


焦って、ミスが多くなる

という事も考えられます。


安易にチェック回数を増やす事は、

過誤(ミス)防止策としては、

不適切だという事です。


※ただし、重要な事や
絶対に間違えてはダメな事等

項目を絞ってやる場合には、

とても大事な事だと思います。




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感想(36件)

Noが書かれた手

声出し指差し確認

基本中の基本なんですが、
私はコレ、40歳を過ぎた今でも、
小声でやっています。

元々ミスの多い方ですし、
色々な店に入るので、



確実にやらないと、
ミスに繋がってしまうんです。

でもこれで、最近は
ほとんどミスをしていません。


どんなことでも基本が大事だと
私は思っています。



処方箋上に鉛筆で記載

これをやっている人も、
結構いるようですね。

鉛筆で記載することで、
一呼吸おけるので、



コレも効果的な方法だと
思います。

ただ、「書く」という作業が
増えてしまう為、



焦っている時には、

チェックではなく、
「書くと言う作業」



になってしまう時もあるので、

注意が必要です。




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感想(26件)

ノートとエンピツ

ミスの見える化

これは、私の中では
1番のお勧めです。


個人毎でミスの回数が、
一目でわかるような紙を作り、
ミスの回数を見える化します。

グラフ



それだけで
こんなにメリットがあります。


・誰がどれだけミスをしているかが
 一目瞭然

・ミスの回数が見える事で、
 自分のヤバさに気が付く

恥ずかしいので
 ミスを減らそうと努力する

・ミスの少ない人から
 やり方を聞くことができる


これをするだけで、自然に
ミスは減っていきます。


やり方は、
ミスを見つけた人が、
ミスをした人の欄に
印を押すという、

やり方で良いと思います。


注意点としては、

ミスをした人が
改善するきっかけを作る為
に、

ミスを見つけた人が
印を押してあげる
事を


しっかりと最初に
説明してあげる事。


これをしないと
印を押す事が悪い事
となってしまい、


失敗する可能性が高くなります。




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それでもミスが減らない人には

それでもミスが減らない人には、

「なぜ」を5回
繰り返してみましょう。




なぜミスをしてしまうのでしょう?
→焦ってしまう

なぜ焦ってしまうのでしょう?
→患者さんが待っているから

なぜ患者さんが待っていると
焦ってしまうのか?
→怒り出すから

なぜ患者さんは怒りだすのでしょう?
→・・どれくらいかかるかが
  わからないから??

なぜ患者さんは待ち時間がわからない?
→伝えていないから!!

という感じです。

これはトヨタで使われている手法で、
かなり使えます。


人が少ないから!とか、
すぐに解決できない答えに
たどり着いたときは、


すぐにできる方法は
他にないかな?


と質問して別の答えを
出してあげましょう。


くれぐれも、
怒って恐怖で減らさせる

という、方法を取らないように
できればいいですね。



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まとめ

ミスを防ぐ方法は、他にも
沢山あると思いますし、

正直、私は


自分に合った方法で良い

と思っています。


ミスが起こるたびに
統一の方法を作ってしまうと、

ミスを起こしていない人まで、



巻き込んでしまうからです。

それは、
ミスの無い人にとっては、
不要な作業だと


私は考えています。


デキない人に合わせるのではなく、
デキる人になる為に、
何をするか

が大事だと思います。



やるかやらないかは、
あなた次第。


くろおでした。




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