これを読んでほしい人
・初めて管理職に就く方
・改革を起こそうと思っている方
・マネジメント力を
上げたいと思っている方
今回、私自身が店舗改革を実行して、
辛くて辛くて、
何度も心折れそうに
なりながら、
それでも何とか
成功にたどり着いた経験から、
改革時に心得ておいたら
得する7つの事
をまとめました。
少しでもあなたの成功への
近道になれれば幸いです。
着任後、すぐは動くな!
着任後すぐは、
エネルギーにも満ち溢れ、
ダメな箇所が目につき、
今にでも変えたい!と、
思うものですが、
ここでやると
嫌われる可能性があります。
逆の立場で考えたらわかりますよね。
よそ者が来て、
何もわかっていない状態で、
今までこの店を築いてきた自分たちを
全否定するように
色々と変えだしたら、
誰でも反発したくなります。
まずは、状況の把握と、
スタッフとの
コミュニケーションを図り、
この店を「ウチの店」と
呼べる状態になるまでは、
ぐっと我慢です。
かの稲盛和夫でも
JALに行ったときは、
3か月は全く何も
言わなかったそうです。
そして3か月したら
一気に改革を開始したそうです。
だから状況にもよりますが、
2-3か月は、
動かない方がいい!
ここで反発を食らうと、
その後ずっと
反発してくる可能性が高いですし、
精神力の消耗、時間的にも
結果的に後れを取ります。
私自信、若かりし時に、
1か月も経たずに改革を開始して
スタッフからの猛反発の嵐にあい、
人生で初めて
「やばい!心が折れる、、」と、
鬱の一歩手前まで行きました。
改革反対者は必ずいる 2割が味方ならOK!
改革をしようとしているあなたは、
変わることが好きかもしれません
(私もそうです)が、
人は基本的に
変わりたくない生き物
らしいです。
だから、やることなす事全部に
反対してくる人が必ず出てきます。
それが普通と思いましょう。
でもね、
2割の人が味方なら
改革は成功します。
安心してください。
やりたい事をスタッフへ話して、スタッフからの意見を引きだせ!
もし、自分が具体的に
こうした方がいいと思っている事も、
自分の意見ではなく、
スタッフの案として
出してもらうと、
10倍楽に事が進みます。
そのためには、
スタッフと
コミュニケーションを図りながら、
「どうしたらいいかなー」など、
スタッフが考える機会を常に
与えているといいでしょう。
キーマンを味方につけろ!
ここでいうキーマンとは、
「この人がやると言えば、
周りが動いてくれる人、
もしくは周りが
動きやすくなる人」です。
これがもしできれば、
改革はもう成功したも同然と
言ってもいいくらい重要な事です。
ただ、最初から
味方につける事が難しいなら、
根気強く、
「あなたの力が必要です」
「●●さんならどうしますか?」など、
頼るようにすると、
いつか力になってくれると思います。
ここで大事なのは、
絶対に
気持ちで負けない事、
そして
反対してきても
敵ではなく
常に仲間の状態で接すること
すぐに敵扱いして
異動させる管理者もいますが、
それでは説得する力が付かないと
私は思っています。
時にはハードルを逸らすのも
大事ですが、基本は飛び越える力を
付ける事で次に繋がります。
変えた事への成果を常に確認し、前に進んでいる事を共有しろ!
良くなっている事が分かれば、
スタッフも自分を
信頼してくれるようになり、
変える事に前向きになってくれます。
とにかく全てにおいて言える事は、
常にスタッフと一緒に考え、
スタッフと共有し、
みんなで改革を成功させる事
自分の力だけでの改革は絶対に成功しません。
認めてもらうには、圧倒的な「何か」か、圧倒的な「時間」が必要
改革をするにあたって、
スタッフに認めてもらっていないと、
なかなか前には進めません。
ではどうすればいいのか。それは、
みんなに「この人凄い」
「この人には適わない」と
思わせるんです。
その為に必要なのが、
みんなが凄いと思う
圧倒的な何か
「分析力」「接客力」
「マネジメント力」
「リーダーシップ」などなど
もしそれが無い、私のような凡人は、
どうすればいいのか、、それは
誰よりも働く事。
誰よりも早く来て、
誰よりも遅く帰る
そうすれば、「この人本気だ」
「凄い」「適わない」と
思ってくれるようになります。
とにかく、
認めざるを得ない何かを作る事です。
焦るな!!
成果を出したいと思うなら、
すぐに成果を求めない事。
改革は時間がかかります。
焦ってしまうと、
成功への道のりが
ぐんと遠くなってしまいます。
形を作り上げるまでに
まずは「1年かかる」と
思っていていいと思います。
まとめ
自分の話になりますが、
私は今までとは
全く違う分野の場所へ
店長としての配属でした。
知識ゼロ、できることゼロの
状態からスタートし、
認められるものすら無いまま、
すぐに改革を始めて、反発をくらい、
それでも突き進み、
朝から夜までずっと店にいました。
徐々にスタッフが一緒に
動いてくれるようになり、1年で、
みんなが辞めていくヤバイ店を
通常の店舗へ改革を
成功させることが
できたと思っています。
ただ、ホント辛かった。きつかった。
休みの日も心休まらず、
楽しいという感情は無くなり、
鬱の一歩手前までいきました。
できることなら
あの経験は
皆さんには
してほしくないので、
今回まとめてみました。
これを読んだ皆さんが、
改革成功への近道と
少しでもなってくれれば、
嬉しい限りです。
やるかやらないかはあなた次第。
くろおでした。
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